マインドマップとは?
マインドマップ(Wikipedia)とは、「頭の中で考えていることを描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの」です。
私が実際に機械学習の勉強中に書いているマインドマップはこんな感じです。
マインドマップの使いみち
マインドマップには大きく分けて2つの使いみちがあります。
- 発想ツールとして
マインドマップ本来の使い方です。
発想ツールとして使う場合、デジタルのアプリではなく紙で、色ペンを使って描くのが望ましいです。
紙のほうが自由度が高いので、自由な発想をするのに向いています。
なお、マインドマップ提唱者によれば、要素として書く言葉は単語であることが望ましいらしいです。 - 学習ノートとして
本記事では、この使い方について説明します。
マインドマップを学習ノートして使う場合は、紙ではなくアプリをおすすめします。
キーワード検索をかけて記憶の検索が簡単にできるからです。
大学の授業の講義ノートとして使うのもおすすめです。
(オンライン授業でパソコンを開いたまま紙のノートを使うと机の上がかさばるので、ノートパソコン上で全て完結させたいですよね。)
また本来、マインドマップは「要素として書く言葉は単語であることが望ましい」らしいのですが、学習用ノートとして使う場合、記入する言葉が単語ではなく文章になってしまってもしょうがないかなと思います。
おすすめマインドマップアプリは定番の「XMind」
いろいろなマインドマップアプリがあり、それぞれのアプリの比較は他の方がわかりやすくまとめてくださっています。→「マインドマップ作成ツール14種類の特徴・価格を比較する」
私はいくつかのマインドマップ作成ツールを使ってみましたが、「XMind」が使いやすくて良いかなと思います。
初めてマインドマップを使う方は、XMindでまず間違いないです。
XMindをおすすめする理由は以下の通りです。
- 無料版で十分使える
- いくつかのマインドマップアプリは有料が前提となっていますが、XMindなら無料版で十分です。特に不便を感じたことはありません。
- ローカルで動作するアプリである
- クラウド上で動作するアプリではないので、会員登録とか、使うたびにログインする必要がありません。
- 一旦アプリをダウンロードすれば、パソコンがオンラインにつながっているかどうかに関わらず使うことができます。
- 簡単に見やすいマインドマップを作ることができる
- 簡単操作(キーボードのショートカットやドラッグ&ドロップ)で、先程のような見やすいマインドマップを作ることができます。
実際に使ってみよう
インストールしよう
https://jp.xmind.net/download/にアクセスして、お使いのOSを選択してインストールします。
※スマホアプリもあるみたいですが、操作感が微妙だったのでここでは紹介しません。
大きい画面で視野が広い状態で使えるので、パソコン版をおすすめします。
マインドマップを作ってみよう
アプリを起動すると「中心トピック」が表示されるので、そこをダブルクリックして勉強中の科目やテーマを入力します。
勉強中にマインドマップを充実させよう
では、勉強中に学んだことを記録していきましょう。
操作はとても直感的に行えるので、アプリのボタンをいろいろ押してもらうことで、すぐに使い方をマスターできると思います。
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使用例 |
操作まとめ (Macの方はctrl=command, alt=optionで読み替えてください)
- 下位トピックを追加 … Tab
- 並列トピックを追加 … Enter
- 配下の要素を四角で囲む … Ctrl + B
- 選択中のトピックに吹き出しを追加 … Alt + Enter
- 選択中のトピックから関連ブランチ(線)を出す … Ctrl + L
まとめ
- マインドマップは学習ノートとして最適なツール
- マインドマップアプリのおすすめはXMindのパソコン版
- 勉強中に学んだことをマインドマップにメモしていく