投資、してますか?
ここでいう投資とは、短期的なギャンブルではなく、中長期的な資産形成です。
お金を投資すれば、自由に引き出せないかわりに、自動でお金が増えていきます。
株式は「リスク資産」なので、もちろん損をするリスクもあるにはあります。
が、適切な投資先を選べば、ただ単に貯金(タンス預金)することによるインフレリスクよりはずっと小さいでしょう。
その適切な投資先というのが、「S&P 500」だと思います。
S&P 500とは何か
S&P 500は、アメリカの超優良企業トップ500の株価に連動する金融商品です。
要するに、アメリカの超優良企業トップ500の株価が上がれば、どんどん得をするということになります。
S&P 500の構成銘柄はGoogle、マクドナルド、コカ・コーラ、P&Gなどの世界に名だたる優良企業で、いろいろな業界からバランス良く選定されています。
とりあえず、S&P 500の株価の推移を見てみましょう。
流石アメリカのトップ500というだけあって、安定して伸びていることが分かります。
これの凄いところは、どんな不況が来ても不死鳥のごとく生き返る抜群の安定感です。
例えばコロナ不況のときの株価を見てみると、、
一度は落ち込むものの、主にIT企業の株価上昇のおかげで、たった3か月ほどで回復しています。
さらにその後はまた安定して伸び続けるという、バケモノ並の性能を誇っています。
私の投資実績
ここで、私の投資実績を晒しておきます。
つみたてNISAで月3万円ずつ、投資信託でコツコツ投資しています。
つみたてNISAは20歳から利用できる、税優遇制度です。
学生でも月1万とか、少額から始めることができます。
2か月分の6万を投資して、現時点で+3,290円(評価損益率+5.48%)の利益になっています。
このように、つみたてNISAなどの制度を使えば、比較的少額からでも着実に資産を増やすことができます。
個別株投資はダメなのか?
投資といえば、特定の企業の株式を安く購入し、チャートを監視しつつ高く売るというイメージが強いかもしれません。
私も最初はそういう投資スタイルで始めましたが、様々なデメリットに気づき、S&P 500の運用のみに転換しました。
日本株個別投資のデメリットをいくつか挙げていきます。
1. 手間と時間がかかる
まず銘柄選定、チャートの分析にはシンプルに時間がかかります。
売買注文に関しては、条件を設定して自動化する機能があるのでそれを使えば良いのですが、特に銘柄の選定に時間がかかります。
このプロセス自体が好きな人は良いかもしれませんが、私は「投資は何もしなくても金が増えていくマネーマシン」程度にしか思っていないので、かなり効率が悪く感じてしまいました。
また、個別株運用の場合、リスク分散的に10個程度の銘柄を保有することが定石です。
とすると、まあまあキツイです。仕事や学業に勤しみながら10個も管理するのは、あまり現実的ではありません。
2. 軍資金が足りない
日本の株式市場はルール的に基本的に100株以上じゃないと買えません。
1株単位で売買できるミニ株というものもあるにはあるのですが、そういうのは手数料で結局割高となるのでオススメできません。
例えば任天堂の株価は1株あたり51,320円(2020/8/14 15:00現在)となっており、100株で500万円超です。
私にはシンプルに買えません。。こんなのを10銘柄とか、完全にキャパオーバーでございます。
大企業の株価はだいたいこんな具合で、基本的に手が届きません。
3. マイナー株は変動が読めない
じゃあ株価が低いマイナーめな株を買えば?ということなんですが、そういう株はだいたい変動が激しくて読みにくいです。
これは上がるかなと思っていても、なんやかんや(空売りとか決算の結果が悪く見えるとか)で中途半端に上がったところで下がったりします。
これは私の投資スキルが低いからなのかもしれませんが、証券会社の営業マンも「普通に外すことはある」とおっしゃってました。
プロでも正確に予想できないということです。(営業さんは予測より売ることが仕事なので、若干お門違いかもしれませんが。。)
やっぱり、マイナー株投資はギャンブル性が高いんじゃないかと思います。
まとめ
・個別株の運用はいろいろコスパ悪そう
・S&P 500はラクに着実に資産を増やしたい人にはオススメ!