結論
- コスパはWindows
- お洒落さはMac
- 使いやすさはどちらかといえばMac
- ゲームするならWindows
- 大学生はWindows
コスパについて
コスパ(ここでは、性能に対する価格の安さという意味)の観点では、Windowsの圧勝です。
価格.comでMacBook
Airと同じようなスペックで絞り込み検索して出てくる結果を見れば一目瞭然ですが、
MacBook
Airの最安モデルが¥104,800に対して、同様のスペックのWindowsパソコンは¥81,899で買えてしまいます。(税抜、2020年8月現在)
MacBook Air ¥104,800(税抜)↓
この2万の差の大半は「ブランド料」だと思いますが、
MacBookを買ってしまうと、なんとさらにお金がかかります。
なぜかと言うと、MacBookにはUSB type-A ポート(USBメモリの差し込み口)がついていないからです。
USBポートって、USBメモリとかマウス接続とかでなんだかんだ使いますよね?
現行のMacBookでUSBメモリを使う場合は別途変換アダプターが必要になります。税別1,800円。
HDMIを使いたい場合はさらに高価なものを買う必要があります。税別6,800円。
このように、MacBookは特に性能が高いわけでもないのに割高なので、コスパ重視の人は迷わず価格.comでスペック検索してWindowsを買いましょう。
お洒落さについて
これはMacBookの勝ち。
リンゴマークやTouch Bar(キーボードの上の方についてるタッチパネル)がかっこいいです。
作業をするにも、Windowsのパソコンを使うよりMacBookのほうが気分が良いです。(Windowsは仕事で使うので、Macは非日常感を感じられて気分が良くなるのかもしれませんが…)
Windowsが性能とコスパの良い日本車だとしたら、MacBookはイタリア車みたいな感じです。
たかがデザインやブランドかもしれませんが、こういうのはモチベーションを掻き立てるという面では意外と重要かもしれません。
AdobeソフトなどはWindowsでも動くんですが、MacBookのほうが明らかに作業してて気持ちが良いです。
「クリエイターたるものMac」という風潮は、「形から入る」という意味では普通に理にかなっていると思います。
使いやすさについて
だいたい慣れが解決してくれるので、両者そんなに違いはないと言えますが、総合的に見てMacの方が勝っていると思います。
まず、キーボードの打鍵感で大外れを引くリスクがありません。
Windowsのノートパソコンは選択肢がありすぎて、スペック的に良かったとしてもキーボードを打つ感覚がどうしても気に入らない、という場合があります。
私も以前買ったノートパソコンがスペック的には大満足だったのですが、キーボードがヘニャヘニャタイプで、文字を打つだけで異常に疲れるということがありました。
ですので、家電量販店でお目当てのモデルの打鍵感をチェックするというのがベストなのですが、そこまでするのは面倒くさいし、今の時期公共のものに濃厚接触するというのは現実的ではありません。
MacBookのキーボードは、もしかしたらドンピシャで好きな打鍵感ではないかもしれませんが、多くの人にとってストレスを感じない作りになっていてハズレが無い、と言えます。
これは大きなポイントです。
メモリやらCPUやら、「スペック」の影に隠れて軽視されがちですが、キーボードはめちゃくちゃ重要です。
また、最近のMacBookにはキーボード上部にTouch Barという細長いタッチパネルが搭載されていて、見た目的にもかっこいいし、かなり便利です。
音量をスライダーで調節したりとか、指紋認証でサインインしたりとか、ここの操作感は流石Appleという感じです。
ファンクションキーが消えてるのでびっくりするかもしれませんが、fnキーを押すことでF1-12がTouch Barのところにしっかり出現するので、大丈夫です。(常に表示させる方法もあるようです→https://pc-karuma.net/mac-touch-bar-function-key/)
また、Windows(Microsoft)は昔からUI音痴という感じが否めず、「この設定をするにはどうすれば良いんだっけ?」というのが割と多発します。(コントロールパネルとは別に設定のやつがあったりして混乱)
まぁこの辺は慣れればなんとかなるレベルではありますが、Macに慣れた人がWindowsを使うと確実にイラっとするポイントかと思います。
内蔵スピーカーの音質について
これもハズれないという意味で、MacBookの勝ち。
もちろん、ちゃんと探せば高性能な内蔵スピーカーを搭載したWindowsパソコンはたくさんあります。
「探すのはめんどくさいけど、パソコンで音楽を流しながら作業したい」という人はとりあえずMacBookを買っておけば間違いないです。
適当に買ったWindowsパソコンは、素人感覚でも「音質が悪い」と感じる可能性があります。
使えるソフトの幅広さについて
いわゆる「互換性」ですが、これはWindowsの圧勝。Macだと使えないソフトやサービスがあったりします。
その筆頭がゲームです。最近こそMac対応の風潮も強くなってきていますが、基本的にゲームをするならWindows一択です。
大学生はWindowsが無難
Macが学生には無駄に高いというのもありますが、もっと重要なことは、就職したときに使うパソコンはWindowsになる確率が高いからです。
もし学生時代にMacにどっぷり浸かって、就業後Windowsを使わなければならなくなった場合はかなり大変です。
慣れれば良いと思うかもしれませんが、入社後はただでさえ慣れないことづくしでいろいろ大変なのに、慣れないことをさらに増やすと精神的に余計疲れると思います。
あとMacにもOffice系ソフト(Numbers, Pages, Keynote)がありますが、仕事で使うのはWindowsのExcel, Word, PowerPointとなるケースが大半かと思いますので、学生のうちにこれらの操作をしとかないとスタートダッシュで無駄にコケることになりかねません。
Macの方が良いかもしれないのは芸術・デザイン系の学生だけです。デザイナーとして就職する場合、Macが主流なようです。
(昔はAdobeソフトはMacでしか動かなかったので、「クリエイターたるものMac」というのはその名残なようです。)
まとめ
- コスパはWindows
- お洒落さはMac
- 使いやすさはどちらかといえばMac
- 音質はMac
- ゲームするならWindows
- 大学生はWindows